不老長寿の薬!?大人気のクコの実の栄養と取り方について!
杏仁豆腐の上に乗っている事でも知られているクコの実ですが、どのようなフルーツなのかあまりイメージができないという人も多いのではないでしょうか。クコの実は滋養強壮に良いとされており、不老長寿の薬として世界三大美女の楊貴妃が毎日食べていたともされています。
そこで、今回はクコの実の高い栄養価と食べ方について紹介をしていきます。
クコの実とは?
見たことはあるけれど、実際には何の実なのか分からない、あまり聴き慣れないという人が多いクコの実ですが、近年健康や美容のための栄養素が豊富だという点が注目されており、スーパーフードとして愛用されています。「ゴジベリー」という名前で呼ばれることもあります。
クコの実は東アジアを原産とするナス科の植物の実であり、生の状態ではナス科特有の苦みや生臭さがあるものの、乾燥させるとほんのり甘みがあり臭みもない状態で食べることができます。
クコの実には40種類以上の有効成分が含まれていることが確認されており、ビタミンA、B類、C、カルシウム、リン、鉄、ニコチン酸、ルチンなどの栄養素が豊富となっています。この栄養素が注目され、中国では約3000年以上前から不老長寿の薬として愛用されています。
クコの実の高すぎる効能
栄養価が高いことが話題となるクコの実ですが、実際に食べることでどのような効能が得られるのでしょうか?
エイジングケア
クコの実には抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンA・Eが豊富に含まれています。ビタミンA・Eは体の酸化を防ぐことができるので、エイジングケアができると言われています。
疲労回復、免疫力のアップ
クコの実には各種ビタミンとミネラルが豊富に含まれており、効率的に代謝を促しエネルギーを作り出し、疲れを回復させたり疲れにくい身体にしてくれる役割があります。そのため、病気になりにくく元気な体を維持することができるでしょう。
糖尿病の予防
クコの実に含まれるアミノ酸の1種であるベタインには、血糖値の上昇を抑える効果があり、糖尿病の予防が期待できます。
また、動脈硬化を予防し肝臓の機能も高めますので、心疾患や肝硬変、肝がんの進行を遅らせる効果も見られます。
クコの実のおすすめの食べ方は?
スーパーフードの中でも手軽に摂れることが魅力と言われているクコの実ですが、クコの実の美味しい食べ方はあるのでしょうか。
実際、クコの実は生で食べると渋みが強く、甘みも薄くて苦手だと感じる方もいるでしょう。
そのため、クコの実を食べることの多い中国や韓国では、クコの実を鍋やスープなどに入れたり、ジュースやスムージーに混ぜたり、ヨーグルトやグラノーラに混ぜるといった食べ方が主流となっています。
また、クコの実は色合いもとても綺麗なので、見た目のアクセントとして料理に取り入れるということも多いようです。杏仁豆腐の上に乗せることからも、想像しやすいでしょう。
しかし、クコの実に含まれているベタインの作用で、あまり食べすぎると生理周期が乱れたり、早産のリスクが高まると言われているため、妊娠中や授乳中の方は控えておくようにしましょう。
また、クコの実と薬剤は相互作用を引き起こすことがあるため、血圧の薬、糖尿病の薬、抗凝血剤などのお薬を服用している方は特に、クコの実を摂取する際は、医師と相談することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?スーパーフードでもあり、歴史ある食べ物でもあるクコの実は不老長寿の薬と言われているため、栄養価がとても高く多くの人に愛されている実です。
様々な効果を期待することができ、健康だけではなく、美容面においても素晴らしい効果を発揮してくれます。
今までクコの実を知らなかったという人もこの機会にぜひ、クコの実を食卓に摂り入れてみてはいかがでしょうか。