手軽に栄養がとれる煎り黒豆!栄養素とおすすめの食べ方とは
黒豆というと、お正月に食べるというイメージの方は多いでしょう。栄養価が高いことで知られていますが、具体的にどんな栄養素や効果があるのかを知らない方は多いのではないでしょうか?黒豆は栄養をとることができる上に煎ると手軽に食べることができるので、ぜひ普段の食卓に取り入れてほしい食材です。
そこで今回は、黒豆の栄養素について具体的に見ていきましょう。
煎り黒豆の栄養素とは
では、煎り黒豆にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか。
イソフラボン
煎り黒豆はイソフラボンを豊富に含んでいます。イソフラボンは体内で女性ホルモンと似た働きをし、ホルモンのバランスを整えてくれる栄養素です。そのため、更年期障害、生理不順、骨粗鬆症や乳がんの予防などに効果的とされています。また、体脂肪の量を減らしたり血中の脂質を改善したりする効果もあり、生活習慣病の原因となる肥満を防ぐと言われています。
オリゴ糖
黒豆はほのかな甘みのある食材です。この甘味を作り出しているのは、ラフィノースやスタキオースなどのオリゴ糖です。オリゴ糖は、ビフィズス菌などの腸内の善玉菌を増やす働きがあるため、腸の動きを活発にして便秘の改善や大腸がんの予防をしてくれます。
カルシウム
カルシウムは体に多く含まれているミネラルで、骨や歯を構成する成分として知られているいます。カルシウムが不足すると、骨がもろくなり骨粗鬆症の原因になってしまうといわれています。そのため、普段から少しずつ摂ることが大切です。
食物繊維
食物繊維を多く含む黒豆は、積極的に食べることで便の量を増やし、排便リズムを正常にしてくれます。特に黒豆は便の量を増やしてくれる不溶性食物繊維という栄養素が豊富です。これらの働きのおかげで便秘の解消ができますし、整腸作用も期待できます。
ビタミン
煎り黒豆にはビタミンB群やビタミンEといった、さまざまなビタミンが含まれています。ビタミンB群は糖や脂質、アミノ酸やたんぱく質の代謝を助けてくれる栄養素です。そのため、体のエネルギーになったり細胞を作る働きがあるため、成長期にも欠かせません。さらに、脂肪を分解して効率よくエネルギーに変えてくれるので、脂肪の蓄積を防いでくれます。
まとめ
いかがでしたか?煎り黒豆は多くの栄養素から健康や美容効果が期待されているため、時代や年齢を問わず人気のある食べ物です。小腹が空いた時や普段の食卓の一品として手軽に栄養が摂れるため、人気が高いです。ぜひ毎日少しずつ食べることで健やかな日々を送ってください。