松の実に含まれる栄養素や健康効果を徹底紹介!
松の実は名前の通り、松の種の一部です。松の木の実である松ぼっくりの中の種の一部で、白い小さい実です。
イタリアンやフレンチなどでもよく使われる食材であるだけでなく、アジア各地でも食用されています。特に中国や韓国では薬膳で重宝されており、「1日3回食べると長生きできる」とされ、古くから「仙人の食べ物」と言われています。
今回は松の実に含まれる主な栄養素や期待できる栄養効果などを紹介していきます。
松の実に含まれている代表的な栄養素
タンパク質
タンパク質は筋肉や内臓・皮膚やホルモンなどの原料となる栄養素です。タンパク質を適度に摂取することで筋肉が付きやすくなり代謝が上がるため、ダイエット効果が得やすくなります。
不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は良質な脂質です。特に松の実に含まれているオレイン酸は悪玉(LDL)コレステロールを抑制する効果があると言われており、高コレステロール値を下げる効果を期待できます。
コレステロール値を下げることで動脈硬化や心疾患を予防する効果や、生活習慣病を予防する効果があります。
リノール酸という不飽和脂肪酸が含まれており、コレステロール値を下げる効果や、皮膚や髪の栄養状態を保つ効果があります。
他にもピノレン酸というシベリアマツやゴヨウマツにのみ含まれている不飽和脂肪酸があります。腸内で食欲減退ホルモンの分泌を高める効果があり、食欲減退効果があると言われています。また、皮膚の炎症やかゆみの抑制があると言われています。
ビタミンE
ビタミンEは脂溶性ビタミンの1種です。特に体内の脂質の酸化を防ぐ働きをもつビタミンです。脂質の酸化を防ぐことで、動脈硬化や血栓の予防、高血圧の緩和などの効果が期待できます。
ビタミンEを適度に摂取することで、肌のバリア機能を安定させる効果もあるため、紫外線などの外的刺激に強い肌を手に入れることができます。皮膚の新陳代謝を高めてターンオーバーを促すことで、シミ・ソバカスへの改善効果も期待できます。
鉄・銅
血液の生成に必要不可欠な鉄や、骨の形成などに役立つ銅も松の実には多く含まれています。
鉄や銅は貧血の改善・予防に効果的な栄養素です。日常的に松の実を摂取することで貧血を予防・改善することが期待できます。
亜鉛
亜鉛は髪の毛の主成分であるケラチンというタンパク質の合成に必要な栄養素で、髪を強くし、薄毛の改善などの効果が期待できます。
松の実を食べることで期待できる効果
松の実はタンパク質が豊富に含まれており、食欲減退効果のあるピノレン酸が含まれているためダイエット効果が期待できます。亜鉛により美髪効果も期待できます。
ビタミンEやピノレン酸が含まれているため、肌を健康な状態に保つこともできるため美肌効果も期待できます。
含まれている様々な不飽和脂肪酸によってコレステロール値を下げる効果や、生活習慣病の予防にも効果的です。
まとめ
松の実は様々な栄養素が含まれていて体に良い食材ではありますが、脂質が多く含まれているため高カロリーな食べ物です。100gあたり690Kcalもあるため、食べ過ぎるとエネルギー過多による肥満の危険性があります。
あくまで補助食材として少量の松の実を毎日継続して食べることで、松の実で得られる健康効果を最大限得ることができます。
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