低カロリーでおすすめ!大豆(素煎り)に隠されたダイエット効果4選
「素煎り大豆」といえば、節分豆を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
香ばしく、大豆の風味がそのままでポリポリと食べられ、おつまみとしても人気です。素煎り大豆は、低カロリーなうえ、栄養価が高く、脂肪の燃焼のサポートをしてくれるというダイエット中の方にはたいへんおすすめの食材です。
そこで本記事では、大豆(素煎り)に隠された4つのダイエット効果とカロリーについてくわしくご紹介します。
大豆の4つのダイエット効果
大豆には、ダイエットをサポートするさまざまな効果があります。どんな効果があるのかそれぞれ見ていきましょう。
〇代謝アップ
大豆には、代謝を促す大豆レシチンとビタミンB1、ビタミンB2が豊富に含まれています。また、大豆たんぱく質や大豆ペプチドが筋肉組織の構成に働きかけ、体内の基礎代謝をアップさせます。
〇脂肪の吸収を抑える
大豆ペプチドには、基礎代謝や食後のカロリー消費を高め、体脂肪の燃焼を促進させる効果があるといわれています。大豆ペプチドは、筋肉を生成するのに最適な成分でもあり、運動していないときの脂肪の燃焼をサポートする働きがあります。
〇腸内環境が整う
大豆は、食物繊維やオリゴ糖が豊富です。腸内の善玉菌を増やすことで腸内環境を整え、便秘の予防や改善の効果に期待できます。
〇血糖値の上昇が緩やかに
大豆に含まれる食物繊維や大豆イソフラボンには、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。血糖値が急激に上昇すれば、インスリンが過剰に分泌されてしまい分解できなかったブドウ糖が脂肪となって体内に蓄積されてしまいます。大豆イソフラボンは、血糖値を緩やかにすることでインスリンの過剰分泌を抑制し、太りにくい体質へと導く働きがあります。
素煎り大豆のカロリーと1日の目安摂取量
素煎り大豆は低カロリーといわれていますが、100gあたりの栄養成分表を見ると429kcalと高めです。その仕組みは、水分量の違いからきているといわれています。素煎り大豆は、水分量が少なく、ほかの大豆よりも1粒の重さがおよそ0.4gと軽いです。これを100gに換算するとおよそ250粒になります。そこまで食べると高カロリーになってしまうのは当然のことでしょう。
素煎り大豆の1日の目安摂取量は、20g程度(50粒)といわれていますので、摂取量を守っていれば低カロリーで抑えられます。
まとめ
ここまで、大豆(素煎り)に隠された4つのダイエット効果とカロリーについてご紹介しました。 最近では血糖値コントロールダイエットというダイエット法が注目されています。血糖値コントロールダイエットは、糖質制限ダイエットより食事制限することなく満足度が高いのが特徴です。大豆は、血糖値コントロールダイエットに最適な食材として高く評価されていますので、ぜひダイエットのサポートとして摂り入 れることをおすすめします。