【世界三大ナッツ】ヘーゼルナッツの栄養成分と効果を紹介!マカダミアナッツとの違いとは?
アーモンド、カシューナッツと並んで世界三大ナッツといわれているヘーゼルナッツ。
濃厚な味わいとコクがあるヘーゼルナッツは、ケーキやお菓子によく使用されています。
本記事では、ヘーゼルナッツの栄養成分と効果、さらに気になるマカダミアナッツとの違いを合わせてご紹介します。
ヘーゼルナッツとは?
ヘーゼルナッツはカバノキ科の木の実で、一見どんぐりに似ていますが、科目から全く違う種類に属します。
ヘーゼルナッツの歴史は古く、古代ローマ時代から重要な産業物として栽培が始まっていたといいます。トルコ北部の黒海沿岸を原産地として現在でも自生しているというから驚きです。黒海沿岸で栽培されたトルコ産ヘーゼルナッツは、ミネラルをたっぷり含み、香り高く風味豊かだと世界でも高く評価されています。
ヘーゼルナッツとマカデミアナッツの違い
ヘーゼルナッツによく似たナッツとして挙げられるマカダミアナッツ。ともに、三大栄養素である炭水化物や脂質、タンパク質をはじめとしてビタミン類やミネラル類が豊富な食材です。しかし、ヘーゼルナッツとマカデミアナッツには原産地やカロリー、栄養成分に明確な違いがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
上記のように、外見はよく似ている2種類のナッツですが、比較してみると違いがよくわかります。
ヘーゼルナッツの栄養成分の効果
ヘーゼルナッツには、炭水化物、たんぱく質、食物繊維、脂質がバランスよく含まれており、その絶妙な組み合わせが血液中の糖分を抑える役目を果たしているといいます。
ヘーゼルナッツで注目すべき栄養成分は、不飽和脂肪酸であるオレイン酸です。オレイン酸の含有量はナッツの中でもトップクラスを誇ります。オレイン酸には抗酸化作用があり、血液中の悪玉コレステロールや活性酸素を抑制する働きがあることから、動脈硬化や老化の防止につながるといわれています。
さらに、ヘーゼルナッツには、「若返りのビタミン」といわれるビタミンEの含有量も豊富です。ビタミンEにも強い抗酸化作用があり、血管を健康に保つほか、細胞の酸化を抑制する働きがあることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングの効果に期待できます。
ヘーゼルナッツを食べて健康と美容を手に入れよう!
ここまで、ヘーゼルナッツの栄養成分と効果、ヘーゼルナッツの違いについてご紹介しました。
ヘーゼルナッツは、健康維持に効果的な絶妙な栄養バランスを持ち備えている食材です。さらに、ビタミンEの抗酸化作用で肌の酸化を防ぎ、良質な脂質のオレイン酸で肌を守ることで美肌効果も期待できます。
素焼きのヘーゼルナッツは、お酒のおつまみにもピッタリですが、砕いてスイーツやお菓子のトッピング、溶かしたチョコに混ぜても美味しくいただけます。
食べ方は多様にありますので、あなた好みの食べ方でぜひご賞味されてはいかがでしょうか。