ピスタチオってどんな木の実?知られざるピスタチオの基礎知識

こんにちは、神戸のおまめさん みの屋です。
今回は、ナッツの中でも特に人気の高い「ピスタチオ」について、意外と知られていない基礎知識をお届けします!
■ ピスタチオってナッツじゃないの?
私たちが普段「ナッツ」と呼んでいるピスタチオですが、実は“木の実”の一種で、厳密には「種子」にあたります。
ピスタチオは、ウルシ科カイノキ属の木になる果実の中にある「種の中身」を食べているんです。
果肉は薄くてあまり食用にはされず、中の種(殻付き)を割って中の仁(じん)=緑色の部分を食べています。
つまり、見た目はナッツっぽいけれど、果実のタネというちょっと不思議な存在なのです。
■ 原産地はどこ?ピスタチオのふるさと
ピスタチオの原産地は、中東や中央アジア。イランやトルコが古くからの産地として有名です。
近年ではアメリカ・カリフォルニアでも盛んに生産されていて、世界の大きな生産国になっています。
ちなみに、ピスタチオの木は高温・乾燥に強いので、砂漠に近いような気候でも育ちます。
ただし、収穫までに時間がかかり、実がなるまでに6~7年もかかるんですよ。
■ なんで殻が開いているの?
ピスタチオの特徴といえば、あの「パカッ」と自然に割れた殻ですよね。
これは収穫時に熟すと自然に割れる性質を持っているからなんです。
この特徴から、英語では「スマイリングナッツ(smiling nut)」「ハッピーナッツ(happy nut)」なんて呼ばれることも。
なんだか縁起の良さそうなナッツですよね♪
■ 栄養もスゴイ!ピスタチオの実力
見た目は小さいけれど、ピスタチオは「ナッツの女王」とも呼ばれるほど栄養が豊富。
- ビタミンB6:代謝や免疫を助ける
- 食物繊維:腸内環境を整える
- 不飽和脂肪酸:悪玉コレステロールを下げる働き
- ルテインやゼアキサンチン:目の健康をサポート
間食にぴったりで、美容や健康を意識する方にもおすすめです。
■ まとめ:小さな実に詰まった大きな魅力
いかがでしたか?
ピスタチオは、ナッツのようでナッツじゃない、知れば知るほど奥深い食材です。
みの屋では、ローストの香ばしさと素材の味が楽しめる上質なピスタチオをご用意しています。
ぜひ、一粒一粒味わってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もナッツやドライフルーツの「へぇ~」が詰まったお話をお届けします♪